イタリアより愛を込めて 06 [旅行記]
2日目の続き。ベネチア観光、ヴァポレット。
11:02
ヴァポレットチケット、自販機で買えない。
涙を拭いながら海岸を西へ歩くこと4分。ヴァポレット乗り場にやってきました。"ヴァポレット"とは水上バスのことです。カナルグランデを行き来する各駅停車1番、快速の2番がメインでよく使いました。ご注意頂きたいのは1つの停留所に対して乗り場がいくつもあり、路線や方角も乗り場により違います。危うく逆方向に乗りかけたこともありました。必ず乗り場の案内板と行き先を示す電光表示板がありますのでよくご確認くださいね。特にこの"San Marco"周辺はちと複雑です。
ヴァポレットのチケット自販機があったので英語に切り替えて操作しますが、クレジットカード支払いのところで決済が出来ませんでした。おまけにトップ画面に戻れず自分が選択したまんま。後の人に迷惑になると思うとイヤーーな汗が(笑)
結局会話しないと買えないなと観念し、すぐ目の前のチケットブースのお姉さんに話しかけました。ご挨拶は「ボンジョールノ」。イタリア語で"一枚チケットください"は「ウノ ビリエッティ ペルファボーレ」。ただイタリア語はまだ勇気が無くて話せなかったというビビりよう(笑) つたない英語でも何とか買う事が出来ました。2days乗り放題で30€(約3,800円)。
ちなみにニコニコ動画のりょんたんさんがベネチアに行かれた際、見た目が若かった為に学生パスをゲットされていました。
(28€、29歳まで購入可。三日間乗り放題+一部の美術館等入館料込み)
僕も見た目は大学生そのもので、コンビニでビールを買うと年齢確認されるくらいなので割引になるかなーーと少し期待しましたが、ダメでした(汗) 嘘は良くないね。パスポート提示要だそうです。若い方はぜひ。
あとですね、この2daysというのは厳密には"初回の乗船時にICリーダーにタッチしてから数えて48時間有効"という意味です。なので初めにタッチした時間は覚えておくといいです。僕は覚えていなかった為にこの2日後、11時台に乗れるかどうかハラハラしてしまいました。
11:42
サンジョルジョ
ヴァポレットに乗ります。乗り方はネットでいくつもあがってますが、本当に簡単です。乗り場の手前あるいは黄色い乗り場に白くて丸いタッチリーダーが必ずあって、そこにパスをしっかりタッチして、緑のランプが点灯すればok。簡単です。場所によっては改札形式もあり(リド島など)。
乗る時は当然降りる人が優先で、乗る人はロープの手前あるいはロープが無ければ床の黄色と黒のペイントの内側で待ちます。でないとイタリア人のヴァポレットのお兄さんに怒鳴られますよ(笑) 乗って良い時はちゃんとジェスチャーしてくれます。
初ヴァポレットに揺られる事約5分。サンジョルジョ島へ上陸。サンマルコ広場の対岸にあります。島全体が教会になってまして、左奥はマリーナです(日陰+海風でかなり寒かった)
12:00
あちこちで鐘!すごい迫力でした。
12:28
サンジョルジョ鐘楼、two persons
ヴァポレット乗り場前の白い教会に入り、左奥に進むと鐘楼のチケット売り場があります。6€でした。お姉さんがいました。「One person,please」と言うと僕の後ろからお兄さんが現れてカウンターに入りながら陽気に「two persons!!(僕と君で二人分だよ!)」と言いました。お姉さんは白目向いて呆れ顔。
ふぁーーー外国人のあるあるリアクション、キターーー!!
思わず大笑いしちゃいました(笑) いいお兄さんお姉さんだった。こういう出会い良いですね。
さてエレベーターで鐘楼の展望台へ上がります。
め、めっちゃ寒い!
しかし絶景です。寒く無ければもっといたかったな。りょんたんさんの動画で見ていた景色が目の前に。感激しました。ここでは動画を撮影。
13:04
サンジョルジョからヴァポレット
13:56
リアルト橋
ヴァポレットを乗り継いで、やってきたのはリアルト橋。この周辺はかつてベネチアの富が集まる中心地でした。現在は宝飾店や雑貨屋が集まります。ちなみに個人手配でイタリアへ行こうと考えていた時(10月頃)はすぐ近くのホテルリアルトでの宿泊を考えていました。今思えばサンマルコ広場近くで正解。何せ有名スポットなので観光客が大勢いまして、歩くのもままならないほどでしたから。
リアルト橋も思いの外大きかった。桟橋で写真撮っていたんですけど柵が無いのであの人混みでこの付近を歩くのはちょっと怖いかも(水浴びしたいなら別ですが 笑)
残念ながら北側は改修工事中でした。けど南側は大丈夫でした。
(続く)
コメント 0