イタリアより愛を込めて…出発57日前 [旅行記]

ベネチア旅行計画

 おはこんばんにちは、猿島ジャックです。

 ベネチア旅行計画の始まりは、6月に遡ります。

 昨年9月に初の海外旅行で香港に行ってから、もうじき一年……。今年もどこか海外に行きたいなと考えていました。HISのサイトでまず見たのは、バンクーバー6万円。安い。貧乏な自分には魅力的でした。次はシアトル。スターバックスでバリスタをしていた経験と飛行機好きというのがあり、シアトルも魅力的でした。しかし、シアトル15万円。高い(今思えば安い)。バンクーバーとシアトルは近いうえ日帰りオプショナルツアーもあるのでバンクーバーと日帰りシアトルも考えました。

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 7月。マインクラフトで東京ディズニーシー再現を目指すべく、現地調査でディズニーシーに行って以来、ベネチアはどうかと調べました。29万円。高い。これはANAハローツアーでベネチアとローマです。次に見つけたのがANA旅作。航空券とホテルを手配し、送迎は無し。後は自由旅行。これは20万円。高い。けど日系航空会社。イタリアへは日系の直行便がありません。自分が住む関東ですと成田空港からローマとミラノへ直行便がありますが、これはアリタリアイタリア航空というイタリアの航空会社。

 旅作ならANAでベネチアにいける。旅作で行くことを前提とし、必死に仕事してお金を貯めることにしました(なのでマインクラフトの進みが遅くなってしまったのです)。

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 8月。資金は集まる計画でしたが、やはり20万は高いということで他の場所を模索し始めます。ベルギーには"北のベネチア"と呼ばれる運河の街"ブルージュ"という街があることを知ります。ベルギーの首都はブリュッセル、ブルージュへもさほど遠くありません。おまけに成田からブリュッセルへANA直行便があり乗り継ぎの心配がありません。HISで15万円。これはいい。そこから飛躍し今度はパリを考えました。パリからブリュッセルは特急で約1時間40分。フランスもベルギーもシェンゲン協定の国なので出入国審査がいりません。パリならモンサンミッシェルもいい。パリは14万円。イギリスとベルギーも近い。イギリスは出入国審査が必要ですが、007好きな自分にとってはイギリスも魅力でした。イギリス18万円。迷う。

 この頃、職場の色々な方に海外旅行について聞いて回りました。みなさん近年行ったわけではないものの、思い出話やおすすめの場所を伺えました。しかし多かった意見が、テロ。パリもブリュッセルもテロがありましたよね。しかも空港や市街地で。ドイツは特急車内で斧振り回すなんて事件もありました。ブリュッセルはEUの本部があります。ヨーロッパは危ないという意見が多くありました。反して、警戒レベルが上がっている今なら警備も厚く比較的安全で旅費も安いというメリットがある事も調べてわかりました。ただリスクが大きい。

 9月。行き先が決まらないまま夏が終わりました。いっそ国内旅行にしようかと考えたのもこの時期。9/4、香港に行ってから1年が経ちました。目移りしあれこれ考えすぎて収拾がつかなくなっていた自分。そこで出会ったのが、ニコニコ動画でした。ベネチアへ一人旅をされた男性の動画を見つけたのです。

 青い空、細い道、茶色い屋根、そして大運河カナルグランデ。

 忘れていました。ベネチアに行こうと思ってたんだ。思い出しました。
 動画にはフランクフルト空港で乗り継ぎの様子も収められていて大変参考になった。何より、男の一人旅。これだよ。究極のぼっち遊び。ぼっちも猿島にはぴったりさっ!きりっ。
 こうして行き先はベネチアに決まりました(決まったというか忘れてた?笑)

 9月半ばはiPhone7 Plusブラックを手に入れるため四苦八苦。生まれて初めて表参道に行き、アップルストアで手に入れました。在庫を確保してくださった店員さんに感謝。ヴェネチアにちなみ、iPhoneには「マルコ・ポーロ」と名付けました。

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 10月。一人旅にはハードルがあります。
 英語が堪能でない。飛行機の遅延やホテルチェックインに間に合わない等、何かトラブルがあった際どうするのか。ana旅作はダイナミックパッケージツアー。送迎があり手配代行をしてくれるツアーとは全く違います。エクスペディアも調べました。旅作と同じようなもので航空券とホテルの手配を自分でする個人旅行になります。エクスペディア15万円。対してANA旅作は22万円。

 yahoo知恵袋で質問をしまして、どちらがよいか回答を得ることにしました。待ち受けていたのは厳しい意見……。しかしお一人、航空券は代理店挟まずANA公式サイトで、ホテルはホテルで手配してはどうかと提案してくださり、貴重なお時間割いて旅費を調べてくださる方がいました。顔も知らないのに、本当いい人だなと感動しました。

 10月頭。香港を共に旅した先生(香港旅行記を参照)に会い、ヴェネチアに行くことご報告。しかし、

「応援はしたいけど、やはり知恵袋の人たちが言うように、もっと慣れてからがいいんじゃないの」
「たとえ英語が理解できたとしても、タイミングに合わせた英語の読解力が必要だよ。自分もアメリカのスーパーで苦労した」

 と助言をもらう。

 そこからまたビビり出す猿島。
 乗り継ぎ、トラブル、言語、そして腹痛(笑)
 どうしょう。




 体育の日。
 ANAのツアーに予約。
 ミュンヘン経由、ヴェネチアとローマへ。

 12月、猿島の旅が始まります。



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香港旅行記3日目破 [旅行記]

2015-09-07 Mon 13:31

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 地下鉄中環駅で下車し、ミッドレベルエスカレーターへやってきました。ここへは僕のリクエストできました。CIAエージェントの活躍を描いた海外ドラマの「コバートアフェア」が好きなんですけど、そのシーズン3の最終話の舞台が香港でして、その際に登場したのが、このミッドレベルエスカレーターです。いわば、ロケ地巡りですね。


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山がちな土地の香港島を上っていくエスカレーターです。しかし何本ものエスカレーターが連なっていて、途中にはおしゃれなバーやヘアサロン、アパート群があります。このエスカレーターが上り始めたらきりがなくて、エスカレーターの終点に着いたのは13:56頃、約25分もかかりました。途中しんどくてスーパーマーケットで涼みましたけど、本当長いエスカレーターです。江ノ島エスカーの10倍くらいか?(笑)
 エスカレーターは上り専用なので、当然下りは歩き。下りもしんどかったなぁ。

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 これ、アクション映画で格闘しているときに突っ込むやつですよ(笑)





2015-09-07 Mon 14:24

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 昼飯はケンタッキー。英語が通じず苦労しました。あ、僕ではなくて先生がね(笑) 香港ではファーストフードとコンビニは英語通じませんね。


2015-09-07 Mon 15:50

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 スターバックスコーヒー・ダデルストリート店へやってきました。ここでは英語通じました。あ、僕ではなくて、先生がね(笑)僕は本当少ししか話せませんので、先生に注文してもらいました。

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 先生はホットコーヒー。赤いのは僕ので、シェイクンレモネードパッションです。日本でも夏季限定で発売されたことがあります。パッションフルーツ味のアイスティーにレモネードと氷を入れ、シェイカーでシェイクし急冷した飲み物です。僕は以前スタバのバリスタをやっていたんですが、かっこよくシェイクしてお客様に見せるパフォーマンスのひとつの売りの飲み物でした。本当美味しいんですよ。まさか香港で飲めるとは思いませんでした。感激。

 さてスタバの話。
 香港のスタバは一号店が出来てから今年で15周年経つそうです。ホットドリンクには記念デザインをあしらったスリーブ(火傷防止の厚紙)が巻かれていたり、記念ポスターが貼られてありました。

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 このダデルストリート店は内装が凝っています。店の入り口付近、僕らが座ったソファー席のあたりは日本にもありそうな普通のスタバといった内装でしたが、バーカウンターを過ぎた奥は、香港の古き良き喫茶店をモチーフとした作りになっています。フェイクの窓の向こうには、香港名物のネオン看板やビンやバッグなどの小物が飾られていました。トイレの入り口は日本でいう玉すだれ……っぽいものがあったり。照明は若干明るくて、香港の活気を感じさせる、そんな内装でした。この特別な作りはコンセプトストアと呼ばれていまして、日本の神戸異人館店や上野公園店や鎌倉御成町店(オープン当初少し働きました)などもコンセプトストアです。この香港のお店は旅行前にネットで調べて見つけていて、元スタババリスタなら行かなくては!ということで来ました。食べませんでしたが、香港名物のエッグタルトもありましたよ。また行きたい所です。ただビル街から少し横道を入ったところにあるのでわかりづらいかもしれません。

 日頃カフェによく行くんですが、香港に来て思ったのは、日本はカフェが多いなということ。香港のカフェチェーンといえばパシフィックコーヒーとスタバ。数では圧倒的にスタバが多いのですが、日本ほど多くありません。日本は加えてタリーズコーヒーやドトールやエクセルシオールカフェやカフェドクリエ、プロント等沢山ありますが、香港でカフェ探そうとなると、まず見つかるのはスタバですが、そのスタバもなかなか見つけるのは困難でした。おまけに席数も少ないお店が多い。狭いお店であることやカフェそのものが少ないのは、やはり香港の不動産事情が影響しているのかなと思った次第です。

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 さて今回はここまで。
 次は、夜の香港・オープントップバスとディナークルーズです。

 続く。

香港旅行記3日目序 [旅行記]

2015-09-07 Mon 08:00
 起床。3日目のスタート。香港旅行、後半戦です。しかしこの日は雨。傘が無いと歩けないほどしっかりめに降っていました。


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 だが、暑い!!!
 雨の日くらい涼しくなってくれよ(笑)

 用意不足の僕は、サークルKで折り畳み傘を買いました。傘にサークルKとしっかり書かれてあるやつ。日本じゃ恥ずかしくてさせないヤツです(笑)
 ※最終日に地元で使いました。持っててよかった。

 3日目の予定は、先生のリクエストでとあるマンションへ。それから僕のリクエストでミッドレベルエスカレーターとスタバへ。夜はオプションツアーのオープントップバス、ディナークルーズです。
 09:45、ホテルを出発し、地下鉄へ。途中チムサーチョイ駅で降り、ホテルペニシュラを背中にして埠頭を目指します。

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 スターフェリー、これが乗りたかったんですよ。二階建ての船で、横浜のシーバスにそっくりです。片道2HKD、日本円で約34円。安すぎる(笑) お金を入れると乗船券として青いプラスチックのチップが出てきます。再利用しているんでしょうね、エコですね。
 ヴィクトリアハーバーを約8分かけて縦断します。雨に霞む高層ビル群が、またいい感じです。
 ただ波が高くて少し酔いました 汗


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 10:57、中環駅。料金表や構内地図とにらめっこしながら、ここで地下鉄を乗り換え、西を目指します。

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 11:18、太古駅到着。駅に直結していたイオンへ入りました。レイアウトはまさに日本のスーパーそのもの。しかし売っているものはよーく見ると広東語で書かれたものばかり。でも日本のスナック菓子やドレッシングなどもあり、ここではマウントレーニアのカフェラテを買いました。日本より少し高い、12HKD(約194円)くらいでした。うーん、日本の味ですな。ちょっと意味が違うけど(笑)

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 わんぱく線? 違うよ、この色は京葉線ですぞ(笑)

 イオンを出て歩きます。雨は微妙に降ってますが、とにかく暑いです。周辺はマンションだらけ。でも香港の中心地から離れているので、古ぼけたマンションが並び、歩く人も生活感が溢れていて、これもまた香港らしい風景。
 坂を登ります。先生の足は止まりません。僕はもう既に疲れてました(笑)斜面に立つのは40-50階のマンション。日本の団地っぽいところが多いんですけど、何せ斜面にあるので、本当迫力があります。ここで生活したら足腰鍛えられそう。

 12:30、益昌大厦へ到着。
 ここへは先生のリクエストでやってきました。何でも、写真好きな先生が、香港のマンションを写した写真を見て感銘を受けたらしく、ぜひこの目で見てみたいということでした。
 マンションの中を抜けて中庭へ。すると写真のような光景が。

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 古びたマンションの圧迫感がありつつも、中心にぽかんと空いた空間に空が見える。雨は止んでいました。灰色の空が空虚感を感じさせつつも、マンションには洗濯物が干されていて、生活感、生気が感じられる。なんとも不思議な場所でした。かえって天気が悪くてよかったかもしれません。映画に出てきそうなノスタルジックなところでしたね。小説に出したいな。
 ※調べたところ、映画「トランスフォーマーⅣ」に登場している場所だそうです。今度見てみよう。


 というわけで、グラビ……、写真撮影(笑)


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 このポーズ、スタンレーでのポーズと同じ。なんかね、色んなポーズで映りたいなと思いまして調べた結果なんですけど……、まぁ気持ちが悪いですよね(笑)

 先生は約束の地へ来られて満足した様子。いやぁ喜んでもらえてよかったです。場所をつきとめた甲斐がありました。

 13:00、暑さに耐えながら太古駅を出発。次は僕のリクエスト、ミッドレベルエスカレーターとスタバへ。

続く。



(追記)
ブログの更新ができず申し訳ありません。
マインクラフトのほうはクリスマス前に再開予定です。

香港旅行記2日目午後 [旅行記]

2015-09-06 Sun 13:40
 飲茶の後、観光バスで移動。チムサーチョイの北東へ向かいます。途中、かつて香港の玄関口だった啓徳空港跡地を通過。高さ制限があった影響で跡地周辺は背の低い建物が並びますが、空港も移転しあちこちで工事が行われています。香港は50階を超える高層建築が多いですが、工事用の足場に使われているのは、何と竹なんです。かなり強度があるんでしょう、地震が無い国ならでは。ですが台風には弱いらしく、香港人は竹が組まれた建物には近づかないようにしているのだとか。でしょうね(笑)

 そして到着したのは……、枕屋。

 え?観光スポットは????(笑)

 まるで通販のテレビ番組のごとく、枕の紹介が始まり、やってきたのはスーツ姿の日本人男性。さすが営業トークが仕上がっています。押し売りでは無いのでと言われ、僕らツアー客約20人は、土足でベッドへ。

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 インドネシアでとれる天然のゴムの枕で、ほどよい反発が心地よかった。でもお高いんでしょう?(笑) お値段は……19800円!まぁ!安い!しかも圧縮布団のように圧縮できるのでスーツケースに入れて日本に持ち帰れる!

 買いませんでした(笑)でも本当いい枕でした。

先生「買う人いたらおもろいよね」
猿島「まさかね」
ツアー客のおばさま「買っちゃったわよ、うふふふふふ」
先生&猿島「いたよ笑」

 このあと、なんと宝石店にも行きました。アメジストが綺麗でした。ここはマイケル・ジャクソンも訪れたことがあるそうです。買った人いたのだろうか。流石に宝石を買ったわなんて、言わないわな。

 この謎の通販タイム。先生の考察では、やはり格安の旅行パックなので、こういうお買い物タイムで採算を取っているんだろうとのこと。なるほどね。

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 14:45、黄大仙に到着。ここは香港で有名なお寺です。ここがねぇ、思い出すだけでも日に焼けそう。本当に暑くてね(笑)現地の気温は33℃。太陽が一番照っている時間。そのうえ周りはマンションで、無風。蒸し暑い。たぶん香港旅行で一番きつかった場所ですね。
 有名な観光スポットですが比較的空いていました。十二支の銅像で記念撮影。線香をあげて、旅の安全と良い小説が書けますようにとお祈り。あとキリンがいましたね。暑くてこれ以上記憶がありません(笑)

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 15:57、免税店に到着し、香港市内観光は終わり。いやー楽しかったです。これだけ多くの場所を回るのは大変なので、観光バスで回れるのは楽です。香港の文化的な話も興味深かった。ネコをしゃぶしゃぶで食べるとかね(笑)

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 16:35、チムサーチョイ駅から地下鉄へ。香港初の地下鉄体験です。日本とほとんど一緒なんですけど、切符がデカイ。あと安い。比較的高額でよく乗る海底トンネルの区間(中環〜尖沙咀間)だけだと4.5HKDなので、日本円なら68円。安すぎです。ちなみ三日目に乗ったスターフェリーは2HKD。日本もこれくらい安いといいですよね。車内では通話OK。香港では歩きスマホしている人をあまり見ませんでしたが、歩きながら通話している人はよく見ました。ただ車内の椅子は硬いです。ベンチみたい。なので座っていると滑って隣の人にくっつきます(笑) 日本語アナウンスはありません。広東語と英語です。極め付けは、エスカレーターが早い。横浜駅の東急みなとみらい線も早いですが、それ以上です。

 中環駅で下車し、ビクトリアハーバーを目指します。夕方で日が傾きかけていますが、まだ暑い。先生も僕も意識が朦朧として支離滅裂でした。スタバを求めてスターフェリー乗り場にやってきましたが、席が無いテイクアウト専門のスタバでした。先生、ごめん。また歩きます。

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 前述した、メイドの話を覚えていますか?香港ではメイドを雇う家庭が多く、住み込みのメイドは土日になると街中で過ごします。この日、9/6は日曜日。歩道橋や駐車場の脇、バスターミナルなど、至る所にインドネシア人やフィリピン人の女性が座り込んでいます。100人は見たと思います。凄まじい人数です。通路を埋め尽くすほどですから。日本でなら渋谷の街に地べたに座っている女の子をよく見ますけど(笑)彼女らは敷物の上に座っていて、買い込んだお菓子や飲み物を広げ、談笑していたり、スマホやタブレットを見つめていたり、トランプをしていたり。勘違いしてほしくないのは、みすぼらしいわけではありません。タブレット端末、それもiPadやギャラクシータブが買えるほどですからきちんと収入はあるわけです。身なりもきちんとしています。ただ香港の家賃は高くて家は持ちづらい。カフェやマックはありますが、住み込みの仕事なのでやはり外に出たい。だから屋外に集まっているんでしょう。あれはカルチャーショックでしたね。

 香港駅に直結したIFCという高層ビルへ入りますが、あまり涼しく無い。出来立てのアップルストアは混んでました。また歩きます。クタクタです。カフェやマックはありますが、どこも混んでいます。エアポートエクスプレスが発着する香港駅の改札前にスタバ発見!オアシスを見つけた勢いで席に着きました。

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 18:08、スタバで休憩。僕は日本でも売っていたクランチチョコフラペチーノを、先生はホットコーヒーをオーダー。香港でのスタバもこれが初。香港のスタバの話は、三日目で語ることにします。

 18:40、喉を潤した僕らはスタバ出発。こちらは香港島。ネオン輝くオフィスビル背景に、自撮りタイム。ちゃんと二人いるのにね(笑)

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 19:05、ピークトラム乗り場に到着。ディズニーのアトラクションかのような混雑。スタンバイで40分でした。ファストパスは無かったです(笑)いよいよピークトラムへ。これは登山鉄道です。朝行ったビクトリアピークへ向かいます。先生は席を見つけ着席、僕は立ちました。登山鉄道といえば、神奈川県民なら箱根登山鉄道がおなじみ。僕も4回くらい乗りました。急斜面を登っていく鉄道です。でも所詮は鉄道です。しかし、なめてましたね。乗り込む前に見たもの、それは斜めに作られた車体。ケーブルカーも斜めですが、これは鉄道だもの、トラムだよ、とたかを括ってましたが、嫌な予感がしてきました。
 そして車内の床。でこぼこしてます。波打ってます。

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 走り出したピークトラム。坂を登ります。






 まぁーーめっちゃ怖い!!!!





 めっちゃ体が斜めになり、気を緩むと落ちるような感じ。倒れるなんてレベルじゃない。高層建築が斜面にも立ち並びます。体が斜めなので、重力と目の錯覚でビルが滑り落ちているような感覚に陥ります。

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 19:53、今日二度目のビクトリアピーク到着。20時からはシンフォニーオブライツというショーが行われました。夜景がまぁー綺麗!!ガスがかかっていて100万ドルとはいきませんが、90万ドルくらいですかね。

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 夜のショーはここから見ようとしないほうがいいです。ショーは香港の観光協会が主催している音と光のショーなんですが、ここまで高い場所だと、微塵も音が聞こえません(汗)なのでハーバーで見ることをおすすめします。ショーは三日目で語ります。それにしても、なんか足元に広がる夜景を眺めて爽快感を味わうのならおすすめです。ピークトラムは混むのでご注意を。

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 夜景を堪能して夜食へ。マックです(笑)昨日の夜は吉野家で、ジャンクフードばっかりじゃねぇか(笑) 香港限定のスパイシーミートバーガーと、オニオンハッシュポテトを食べました。どちらも、「あーーマックですねー」っていう美味しさ。ただ辛かったかな。あとてっきり普通の細長いポテトが出てくるんだと思っていたので、食べられず残念でした。まぁこのマックでは英語が一切通じず先生も苦戦していたようなので、仕方ないですね。


 21:32、出発。帰りもピークトラムに乗車。そこそこ混んでました。頂上にはガスがかかっていて、標高の高さが伺えます。座席は頂上側に向いたままなので、後ろ向きにくだっていきます。上りよりも怖かったかもしれません(笑)
 下車してからはオフィスビルの合間を縫って地下鉄の駅へ向かいました。


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 22:25、中環駅から地下鉄へ。
 22:50、ホテルに到着。2日目終了です。

次回予告。
香港旅行は後半戦へ。
雨の香港、しかし暑い、暑すぎる。
約束の地を訪れ、テンションMAXの先生、喉の渇きMAXの猿島。
オープントップバスに揺られ、ディナークルーズへ。
船内で見たものは、優しさか、悲しみか。

次回、香港旅行記3日目序。
この次も、サービスサービス♪

続く。

香港旅行記2日目午前 [旅行記]

■香港旅行記2日目午前
2015-09-06 Sun 06:34

 香港二日目の朝。クーラーをつけていたので部屋は暑くはありませんでしたが、水がぬるくて顔がすっきりせず。でも外は快晴。絶好の観光日和です。絶好です。この時は絶好と思っていました……。

 07:48。二日目はオプションツアーの香港市内観光です。旅行会社のバスに乗り込み、出発。参加者は20人ほどいました。観光は前半が香港島(香港の南側)、後半が九龍を巡るルートで、ビクトリアピーク⇒レパルスベイ⇒スタンレー⇒飲茶⇒黄大仙⇒免税店の順に回りました。HISの旅行ですが、東洋旅行社という香港の旅行会社に委託しているようで、旅行中にトラブルにあった際の連絡先を初日に渡されていました。その連絡先の主が今日のガイドさん、江(コウ)さんです。50代のおばさまです。初日の二階堂さんと思われるおじさまに倣い、車中では香港の観光スポットの話を聞きながら移動しました。コウさんは日本語が上手で、ジョークもうまいです。スリには気をつけてと言われ、僕はカバンに財布をしまいました。先生と僕は何かあればコウさんのモノマネでもりあがりました。


 コウさん「コウさん寂しいよー、会いたいよー、夜中に電話するのこと、これ、やめてネ」



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 08:45、ビクトリアピークに到着。展望台です。香港の風景写真を検索すると必ず出てくるほど有名な観光スポットです。香港島で一番標高が高い山の上にあります。後述するピークトラムという登山鉄道で登ることもできます。眺めですが、高層ビルのてっぺんが迫っており、何とも不思議な絶景です!展望台は北に向いていて香港の市街地が見渡せます。さらに奥には山々が。


 コウさん「あの山を越えると中国に行けますよ。一ヶ月はかかるけどもーー」


 ……コウさん、ジャングルクルーズで働いてはみませんか?笑

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 その後土産屋にも行きまして、香港の縁起物だという"花絵"を見て、買おうかどうか悩み(確か200HKD)、結局ポストカードを買いました。あと展望台の建物内には香港のカフェチェーン・パシフィックコーヒーがあって、カウンター席からも先程の絶景が見られます。ここ、いいな。

 ここでちょっとした事件がありました。一人でタバコを吸いに行った時のこと。二人のインド系男性に英語で話しかけられました。おおっ!どうしよう!頑張って聞いてみると……、この絶景ポイントはどこか?と仰っていて、そう言いながらiPhoneの画像を見せてきました。その画像にはインド系の男性が一人で写っていて、先程の絶景ポイントで撮られたものだとすぐにわかりました。ところが画像を見る僕の背後にやたら男性がくっついてきます。背後ですよ。かなり近かったです。僕は防犯対策でカバンを前に回していましたが、尻ポケットには財布が入っています。この時は英語でどう対応しようかということに気をとられていて、スリの恐れには気づきませんでした。


 猿島「あー、This way,go straight,about 50metters. Over there.」


 ひ、ひどい英語(笑)
 文になっていませんけど、まあ通じればいいんだと思い、ジェスチャーも交えてそう答えました。男性二人に Thank you!と英語で言われ、僕が伝えた通りの道へと歩いて行きました。
 前職の経験から外国人対応は "一応"慣れています。一応です。


 ほっとしたのも束の間。もしかして!と尻ポケットを探ると、
 財布がありません!何ぃ!?
 まさかあの二人組って!!
 慌てて集合場所へと戻ります。戻る最中、パスポートは無くなってないよなと思いカバンを手探りしていると、財布、ちゃんとありました笑
 尻ポケットに入れていると思い込んでいましたが、バスの車内でカバンにしまったんです。そう、コウさんのアドバイスで。
 コウさん、ありがとう(笑)
 09:44、バスに乗り込み出発。


猿島「……ていうことがさっきあってさー、もう、焦ったよー」
先生「そう」




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 10:08、レパルスベイに到着。昔の映画や小説にも登場している街だそうです(後述するスタンレーも)。ここはリゾート地のようになっていて、砂浜が綺麗でした。例のごとく暑かった(笑)コウさんの話では、入江の西側が小高い山で、東側に高い山が連なります。


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 この地形は"龍"に似ていて風水学的には非常にいい場所なのだとか。背中にあたる場所にはマンションがあってど真ん中に穴が。海から流れ込む気を遮らないような工夫だそうですよ。そして目の部分にあたる小高い山は、香港で初めて見る一軒家(といっても豪邸)がびっしり立ち並んでいて、なんとジャッキーチェンの家もあるそうです!



コウさん「ジャッキーさーん、おはようー、元気ー?あーいま、手振ってますねー、見えないけどー」



 コウさんはここレパルスベイに将来的には住みたいそうです。集合住宅に住む人が多い香港の人にとって、憧れの場所なんでしょうね。確かに海が見えてとても綺麗な場所です。

 次に向かったのは、天后廟というお寺。海沿いに建っていてすごくカラフルです。遊園地っぽい。

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 ここでは硬貨投げにチャレンジしました。高さ約5メートルほどの亀の像があって、口の中に硬貨を入れることが出来たらご利益があるそうです。でも高さ5メートル、チャンスは3回だけ。日本円でも良いとのことで、やってみました。先生はどっか行ってました(笑)
 でもすぐにはやりません。まずは他のツアー客の投げっぷりを観察し、力加減や角度を見極めます。そして……シュート!超エキサイティング!!!投げ入れる瞬間を先生が遠巻きに撮っていてくれていました。

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 めっちゃちいさい(笑)残念ながら三回とも入りませんでした(汗)しかしここは香港のパワースポット。きっと日本に帰っても良いことがあるでしょう。


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 10:55、香港島最南端の街、スタンレー(赤柱)へ到着。香港はイギリスの植民地だった過去があります。体の大きいイギリス人が香港島に家を構え、サイズの大きい服を買い求めてやってきたのが、このスタンレーの始まり。今では市場が広がり、衣服やカバンやアクセサリーショップが軒を連ねています。ここはまるで、アクション映画で敵に追われる主人公が逃げ回るシーンに出てくるヤツです(笑)すごく独特の雰囲気でした。あとオモチャ屋が多かったのも印象的。市場を抜けると、赤茶けた岩と緑の海。そして、このポーズである(笑)


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 その後、強い日差しに耐えかねて、コーヒーショップへ。先程のビクトリアピークにもあったパシフィックコーヒーに入りました。ひとりで。はじめてのおつかいです。
 つうやくのせんせいがいなくても、だいじょうぶでした まる


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 アイスコーヒーを頼みました。砂糖を入れますか?という英語が聞き取れず困って、先生が様子を見に来てくれましたが、パーフェクトに買い物を済ませました!英文科でよかった。


先生「何頼んだ?」
猿島「”アイス”コーヒーのグランデサイズ。シュガーレス。どうだ?どうだ?俺もやればできるわ」
先生「……正しくは、アイス”ド” コーヒーね」
猿島「」


 集合時間にガイドのコウさんと記念撮影。香港のお母さんやね。


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 11:35、スタンレーを出発。北上し海底トンネルを抜けて九龍(クーロン)へ向かいます。道中、コウさんから香港の話を聞きましたが印象的だった話がありますですよ。香港ではメイドを雇う家が多いということ。香港の方は高層マンションに住む人が圧倒的。そうすると家賃で家計を圧迫してしまうので男性も女性も働きます。そうすると問題なのが、子供の面倒と家事。そこでメイドを雇うのです。メイドは大半がフィリピン人やインドネシアの若い女性。雇う時には夫婦で面会して決めるのですが、やはりご主人は綺麗な人を雇いたがります。でしょうね(笑) ですが香港の女性はパワフル(コウさんだけかもしれないけど 笑)なので、半強制的かつ平和的に容姿がそれなりな方だったりお年を召した方を雇うようにするのだとか(コウさんだけ?笑)。そしてメイドは母国から香港へ出稼ぎにやってくる上にホテルも家も値段が高いので、当然住み込みで働きます。土日になると街に繰り出し、朝から晩まで遊ぶそうです。この事は、この二日目の午後に強く実感することになります。

 12:21、チムサーチョイで飲茶。飲茶といえば小籠包!そして塩やきそばに、杏仁豆腐。とても美味しかったです。ただ量が多かったかな。あと広東料理は薄味
なのですが、調味料に使った豆板醤がおいしかった。あと温かいお茶ね。室内はクーラーのせいで寒いくらいだったのでお茶は美味しかった。まぁそのお茶も冷めるほど寒かったけれども(笑)

 二日目午前は終わり。

 午後は、香港でまさかの通販!?
 脱水症状!?
 100万ドルの夜景は見られるのか!?

 続く。

香港旅行記1日目 [旅行記]

 香港に行ってきました。諦めなければ夢は叶うという事を、また体感しました。香港に行くのは夢でした。高層建築があり、ロマンティックな夜景があり、海がある。横浜・横須賀に小さい頃から住んできた自分にとって、似た街である香港はとても魅力的でした。シムシティでも再現したりとかね。

 今回3泊4日の素敵な旅のお供は、英語通訳の友人(以下、先生)。お供というか、むしろもう僕の方が猿か鳥か犬の分際ですね(笑) HIS・羽田発3泊4日の旅、二つのオプションツアー付でございます。成田発はホテルが豪華でしたが移動時間を減らしたいという自分の希望で、無理を言って羽田発に。

 出発は9/5(土)ですが、前日9/4(金)から僕の旅は始まりました。家を出て、夜に先生と合流。日本の最後の晩餐は、大戸屋のソースかつ重。うまかった。夜は先生の家に泊めてもらいました。何故かというと、いくら羽田発とは言っても自宅から羽田へは一時間半もかかるので、少しでも睡眠時間をとりたかったからです。眠れるようにと酒飲んだけど、やっぱりワクワクして睡眠不足(笑) でも羽田発は楽でした。四日目に恐怖体験をするんですけれど、成田発だったら自宅に帰れなかったかもしれない。


■9/5(土) 一日目


 出発の朝。先生の家から羽田へは40分くらい。自宅から行くよりは遥かに楽です。07:50に羽田空港国際線ターミナルに到着。飛行機のチェックインは先生が前日までに済ませており、窓際の2人席を確保してくれていました。48時間前からオンラインチェックインができ、予め席が決められるそうです。便利ですね。

 08:15、羽田空港国内線第二ターミナルへ移動しマクドナルドで朝食を調達。08:42に国際線ターミナルに戻り展望デッキで食べました。そして記念撮影。

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 見よ!この少年のような後ろ姿を!!(笑)


 先生は羽田の国際線ターミナルに来るのは初めてということで、羽田勤務経験がある僕が軽く案内。江戸の街並みをイメージした店が並びます。



先生「この、セット感!!」
猿島「セット言うなしww」



 09:53、荷物を預けていよいよ保安検査・出国審査へ。実は僕は飛行機に乗るのは初めてでして。2015年の抱負は「飛行機に乗ること」としていましたが、30歳にもなって飛行機初体験というのはどこか恥ずかしいことだと思っていました。もちろん海外も初。この出国審査も緊張しました。でも大丈夫でした。保安検査は羽田で勤務していた時に毎日受けていたので問題無かったし。まぁ久しぶりの保安検査で慌てましたけどね(笑) ちなみに羽田国際線の保安検査場は二箇所あります。中央は混んでました。

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 制限エリアは広くて綺麗です。免税店やフードコート、喫煙ルームもあります。HANEDA WIFIは入るけど少し繋がりが悪かったかな。今回の搭乗口は141番で、増築された国際線ターミナルの一番端の搭乗口です。羽田の国際線はコンパクト(香港空港を見るまでは広いと思ってました 笑)なので、出国審査から早歩きで7分くらいですかね。愛国者の私はペットボトルの"おーいお茶"を買いました(笑)

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 いよいよ、初の飛行機へ搭乗!!ディズニーのアトラクションに乗る時のようなワクワク感!!飛行機内は想像以上に狭かった。映画で見る限りではもっと広いのだと思っていました。機体は747-400。二階建ての飛行機です。便名はキャセイパシフィック航空542便。香港の航空会社です。
 10:37、出発。新D滑走路まで走行中、緊張はマックス。



猿島「これは安全なストームライダー、これは安全なストームライダー……」
先生「……なにそのまじない(笑)」



 ジェットコースターのフジヤマに乗り込んだ時と同じくらいの緊張で、ずっとシートベルトを握っていました(笑) そしてスピードがあがっていき、ついに離陸!!

 おお!!飛んだ!!外が斜めってる!!

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 東京湾を北向きに旋回し西へ。あっと言う間に横浜、横須賀を通過していきました。飛行機いいね。気持ちがいいです。って、本当この歳で飛行機初とか恥ずかしい 汗

 時間は忘れましたが、愛媛を過ぎた辺りで、機内食の時間。CAに英語で話しかけられました。寝てる先生、びびる猿島。(一応、大学は英文科だったのに情けない 汗)
 でも少しは聞き取れました。ビーフオアポークというところだけね。そこだけかよっ笑 フィッシュじゃねぇんだと思いつつ 笑
先生を全力で叩き起こし、通訳してもらいます。ビーフとジャパニーズスタイルポークのどちらにされますか?とのこと。




 じ、

 ジャパニーズスタイルポークとは????笑




 僕はビーフに、先生はジャパニーズスタイルポークにしました。ビーフは牛焼肉とチャーハンでした。めっちゃうまかった。気になるジャパニーズスタイルポークは肉じゃがでした。

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包みを開けた瞬間のリアクション。



先生「ああ」
猿島「ほあーーー」



 なるほどねっていう(笑) 海外の航空会社でも、日本の路線だとメニューも違うんですね。

 12:09、離陸から1時間32分。鹿児島上空、桜島が見えた辺りでベルトサインがつきました。気流が悪いところを通過するので…と機長の日本語アナウンス。直後にガタガタと揺れだし、顔が強張る僕。先生曰く、飛行機ではよくあるそうで、こんなのは"揺れ"に入らないとのこと。いやいや揺れてるし(笑)しかも機内食を食べ始めてすぐのことだったので、小刻みに揺れながら食べました。妙な昼食(笑)

 実は船など揺れる乗り物が苦手でして、後述する帰りの飛行機では恐怖体験をすることに……。その後10分くらいで機体の揺れが収まり雲の上に出ました。12:39頃、台湾上空へ。あばよ日本……。

 日本と香港の時差は1時間。日本が13時なら香港は12時、日本が21時なら香港は20時です。その後順調にフライトは続き、香港時間の13:30頃、窓の外に香港の高層ビル群が!!

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おお!!海の色がエメラルドグリーン(水質はそこまで良くないのでしょうけど 汗)。程なくして着陸態勢に入り、現地時間の13:42、香港国際空港に無事着陸しました。



僕「ああ、なんでこんなところにいるんだろう感」
先生「同感」



 日本に帰ってきて写真を見て気づいたんですけど、先生の一眼レフは到着時の写真がかなり撮ってあったんですが、僕のデジカメ(先生から借りたもの)は一切撮ってませんでした。いや本当ね、なんでここにいるんだろうっていう不思議な感じのままゲートに向かってました。あの感覚なんだろう。

 13:55頃、到着して通路を進むといきなり、地下鉄に乗車。

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え?まだ入国審査してないよね?香港空港の規模の大きさが伺えます(最終日の4日目にそれを強く実感しました)。いよいよ入国審査へ。日本語が通じない人と話すことになります。予め入国カードをローマ字で書き、「訪港審査(visitors)」の窓口に並びます。この「訪港」という表現が香港っぽくて好き。さすが国際都市香港、様々な国籍の方がいます。窓口が多いのでさほど混んでおらず、ものの4、5分で自分の番に。入国審査です。この1ヶ月間、事前に手帳に例文を書いて仕事の休憩中に勉強していました。「サイトシーイング、フォーデイズ……」など。英語通訳の先生の助けを借りられないので緊張しましたが……、パスポートを機械にかけて帽子を取らされただけで何も聞かれずに終わりました。隣の入国審査官としゃべりながらチェックしてましたし。

 え?この緊張と勉強に費やした時間返して(笑)

 無事に香港へ入国。異国の地に初めて立ちました。

 14:35、香港国際空港の到着ロビーに集まって旅行会社の大型観光バスに乗り込みます。旅行会社は東洋旅行社といいまして、香港で日本人旅行者の旅行手配をしている会社だそうです。HISだと思ってたんですけどね。バスで香港市街地のホテルへ向かいました。道中、日本語が話せる香港人ガイド(東洋旅行社の社員)が同乗。僕らは二階堂さんと思われる人と呼んでいました 笑

 車内で香港の話を聞きました。以下、僕が調べた情報も織り交ぜながら書きます。

 香港は東シナ海に面する国際都市です。元々イギリスの植民地でしたが中国へ返還。小さい頃ニュースで見たことがあります。現在は中国の中でも特別行政区になっております。地理はおおざっぱにいうと、中央の海を挟んで南北に街が広がっています。北側が九龍(カオルーン)半島、南側が香港島となっています。中央の海、"ビクトリアハーバー"は規模としては馬鹿でかい川のようなものでちゃんと対岸が見えます。自動車専用の海底トンネル二本と地下鉄で結ばれています。香港は100万ドルの夜景と呼ばれるように、世界三大夜景のひとつです。残りはイタリアのナポリと日本の函館。その夜景で有名なのは南側の香港島。また香港の空港は1997年に移転しています。それまでは九龍の東側にあり、飛行機は山がちな地形をぬって離着陸することから"香港アプローチ"と呼ばれ有名でした。空港移転により建物の高さ制限が無くなった九龍は、現在もあちこちで工事をしています。僕らのホテルは北側の九龍(カオルーン)にあります。日本だと"クーロン"と読みますが現地の人には伝わらないですよ、とガイドさん。いや、二階堂さんと思われる人。日本語が上手です。

 空港から市街地へ向かう途中、まず高層ビルの多さに圧倒されます。香港は地震が無いそうで、海や山に挟まれ土地も少ないんです。地震が無いので平気で山の斜面に50-60階建てのビルやマンションがあります。また道もアップダウンが激しく立体交差も多かった。思った通り"立体的な街"でした。山の斜面に50階もある細長いマンションが並ぶなんて、日本じゃ考えられない光景です(3日目にそれを実感しました)。

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 15:30頃、ホテル・シティビューに到着。このホテルに3泊しました。このホテルはグレードは決して高くありません。羽田発なので。成田発のホテルはもっと豪華でした。ですが、なんと言っても地下鉄の油麻地(ユーマティ)駅が近い。改札まで歩いて3分くらい。この駅から5分ほどで夜景スポット(ビクトリアハーバー)へ行けます。それとサークルKとセブンイレブンも近い。エッグタルトがあるパン屋さんも、ケンタッキーもマックもバーガーキングも近い。あとナイトマーケットの女人街(にょにんがい)も近い。シャワーは固定式ですが、眺めも悪くありませんでした(8F)。香港自体が規模の小さい街というせいもありますが、とても便利だと思いました。

 17:32、ホテル出発。初日の夜は自由行動ということで、夜の街歩きへ。歩いて30秒で"ネイザンロード"です。ネイザンロードは九龍側のメインストリート。ビクトリアハーバーから南北に真っ直ぐ伸びています。道にせり出す中国語のデカい看板。

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 これですよ、これぞ香港(笑) 夜はネオンが派手でとても色鮮やかな景色です。ネイザンロードを南下し佐敦(ジョーダン)エリアへ。香港初のスタバ発見(笑)このあたりからはグッチやシャネル、周大福(宝石店)といったブランドショップや、国際広場などの高層ビルが増えてきます。ゆっくり歩いて50分、重慶大厦(チョンキンマンション)へ。

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 映画に登場して有名になった、安宿の集まるビルです。ここの両替所がかなりレートが良いのだとか。僕らは初心者なので……入りました(笑)かなり怖かった。先生とはぐれかけてびびった。あと香港では「偽物のブランド物を買いませんか?」と声をよくかけられました。もっとリアルに表現すると「チョト、二シェモノ、カウカ?」笑

 偽物って言われて買う人いるのかという疑問もありますが(笑)、先生曰く、あえて偽物を買う人もいるらしいです。あとマッサージとかね。ああ、「マシャージ、ドウヨ?」が正しいかな(笑) かなりしつこいですが、聞こえないふりをするのがおすすめです。重慶大厦があるのは尖沙咀(チムサーチョイ)エリア。九龍半島の一番南、ビクトリアハーバーに面してます。そんな海が眺められるホテル・ペニンシュラ(4日目に中に入りました)を過ぎると、海です。

 18:44、海沿いの遊歩道・星光大道(アベニューオブスターズ)に到着。香港島の高層ビル群が目の前に!!

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 夜景が半端なく綺麗!!日本出発前にヒカキンが香港を訪れた動画を見まして、その時ヒカキンが言っていましたが、本当にCGのようです。さすがに観光客が多くて記念撮影もままならなかった。


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 見よ!この少年のような後ろ姿を!!(二回目 笑)




 20:30、香港での初の食事は……、


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吉野家 笑

 店内がまぁー暑いのなんの!!暖房ついてんじゃねぇのかっていうくらい。店内は結構混んでて、ハンドサイズの扇風機を使って顔に風を当てている人がいるほどでした。先生はカレーと牛飯のセット、僕はオーソドックスな牛飯を注文。確かドリンク付きで37HKD(629円)でした。レートにもよりますが日本と同じ位の値段ですね。味はびっくりするほど日本と同じ味。全く一緒です。あまりに暑すぎてこの日ほどコーラを美味しいと思った日は無かったですね 笑。こんなに暑いのに、キャプテン翼の牛すき焼きが売ってました。結構食べている人いたな。翼要素ゼロでしたけどね。

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 21:08、ホテル到着。ホテルの近くのサークルKで、スターバックスの瓶入りフラペチーノを発見しまして、部屋で飲みました。まさか香港で飲めるとは。僕は以前スタバでバリスタをやっていたんですけど、フラペチーノはミックスという液体に氷やシロップを入れて攪拌するんです。ミックスはノーブリューという粉末コーヒーと水を混ぜて作ります。このミックスと全く同じ味でした。こちらはミルクも入っていてコクがありました。まぁ言うてもコーヒー牛乳ですね。


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 あとはベッドでぐっすり。こうして一日目は終了しました。

 続く。

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